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「アイディアシップ(ideaship)」は、もともとは米国の広告業界で著名なJack Foster氏が作った言葉です(※)。クリエイティブな仕事をする職場では、「引っ張る」型の古典的なリーダーシップはそぐわず、一人ひとりの背中をそっと押して本来の創造性を引き出すべきだ、というのがFoster氏の主張です。「アイディアが生まれるようなマネジメントスタイルを!」というのが、Foster氏がidea+shipという造語に込めた想いです。

 

私たちは、この言葉の意味を広げ、自社内だけでなく、クライアントや業務パートナー、さらには世の中全体と関わるうえでのアプローチを示すものとして使っています。私たちが参加することで、その場やプロジェクトがクリエイティブになり、次々にアイディアが湧いてくる、そうした仕事のしかたを追求したいと思います。

 

〈心がけていること〉 ★経験と学びを重ねていく中で、随時見直します。
①出発点となる「問い」を耕す

②思い込みを振り払う
③当たり前?のことも尋ねる
④全身をアンテナにする
⑤“ツボ”を探す
⑥あれこれと思考実験をする
⑦シンプルな解を追求する
⑧ディテールを描き込む
⑨時には余白を残す
⑩将来を見渡す
⑪壁にぶつかっても粘る
⑫プロセスを共有する
⑬苦しみながら楽しむ
⑭虚心に振り返る
⑮関心を持ち続ける

 

なお、ideashipを小文字で始めているのは、小さいアイディアこそ大切にしたい、という考えによるものです。


※関心をお持ちの方は、ジャック・フォスター著「アイデアマンのつくり方」阪急コミュニケーションズ をご参照ください。原書は、Jack Foster “Ideaship: How to Get Ideas Flowing in Your Workplace” (Berrett-Koehler Publishers) です。

 

〈「アイディア」と表記している理由〉 

「アイディア」は、英語のideaの音にできるだけ近いカタカナを当てたものです(英語では「ディ」が強めに発音されます)。日本語での出版物では、「アイデア」のほうがむしろ多用されていますが、ideaが世界語ともなっていることを考え、あえてこのようにしてみました。

 

自社のウェブサイトや資料では「アイディア」で統一していますが、それ以外ではこだわりません。「アイデア」の表記が自然と使われる場では、それに従いたいと思います。