Architectural processes 計画・設計・施工の支援

 

We inform planning, design and construction of  clients' projects to improve performances from wellbeing and sustainability perspectives. In doing so, we  make best use of the knowledge embodied in relevant standards and guidelines, and employ simulation methodologies, chiefly those for assessing thermal comfort and daylight environments, while drawing on the products of stakeholder engagement and environmental analysis - to come up with recommendations that would enhance and highlight what is good about the project.  

 

健康・ウェルビーイングや持続可能性の観点で空間・建物・執務環境を最適にするためには、計画、設計、施工それぞれの段階でどのように反映するべきか、具体化することがとても重要です。

私達は、WELL Building StandardやCASBEEウェルネスオフィスといった国内外の規格・ガイドライン類が基礎とする知識を活用しながら、現場の魅力や優れた部分を際立たせることを意識したより効果的なご提案をいたします。

例えば、下記の観点でのシミュレーションは、快適な空間・建物・執務空間にするためのレイアウト案の検討や最適な温湿度を定めるのに役立たせています。

 

【シミュレーション】

新築や既存の屋内環境が快適かをシミュレーションすることは、建物利用者・就業者にとってとても有効です。私達は、温熱環境や昼光が健康で快適な状態かをシミュレーションし、議論しながら、より良い空間・建物・執務空間の実現につながる提案を行います。私達が扱うシミュレーションは主に次の2種類です。

 

①温熱シミュレーション

②昼光シミュレーション

 

①温熱シミュレーション

建物内が建物利用者・就業者にとって過ごしやすい温熱環境かをシミュレーションします。これは、株式会社クアトロが提供するTRNSYSというソフトウェアを活用し、建物をモデル化するとともに、最適な温度、湿度を定めるために行います。WELL Building Standardでは、温熱環境の評価をPMV*という指標を基に評価されます。

 

*PMV (Predicted mean vote):予想平均温冷感申告と呼ばれ、人が感じる暖かさや冷たさを、温度、湿度、風速、熱放射、代謝量(met)、着衣量(clo)の6つの要素から定量的に評価する指標です。国際的な基準では、-0.5<PMV<+0.5の範囲内であると人は快適と感じるとされています。

 

②昼光シミュレーション

建物の構造と開口部の状況から、1年間に建物内へ入る日の光がどの程度なのかをシミュレーションします。これは、温熱シミュレーションと同様にTRNSYSを活用し、建物をモデル化するとともに、建物内に適切に日の光を入れるための開口部の設計につなげます。WELL Building Standardでは、空間昼光自律率(sDA200,40)*を指標として評価されます。

 

*空間昼光自立率(sDA200,40):年間のうちの40%にあたる時間は、昼光のみで200lx以上となる床面積の割合を表します。WELL Building Standardでは、床面積の30%以上で達成することが求められます。

 

なお、現在学術的な研究が進められているソフトや販売されているソフトも踏まえて、最新の省エネ設備やIoT技術なども含めた、より実態を反映することができるシミュレーションソフトの開発に向けた研究活動にも取り組んでいます。